【投稿日】 2001/10/17(水)16:25
【投稿者】 ひでっち
【質問タイトル】 スポット増しについて
【質問内容】---------------------------

6月に2回、6型FDでパワーチェックに挑戦させてもらったものです。
あの時は色々と楽しいお話も聞かせていただき、ありがとうございました。

さて、足回りを本格的にいじり、Sタイヤも導入する予定で
予算も捻出中なのですが、
FDの柔いボディがどうしても気になります。
足回りを有効に活用させるためにも
同時にボディへのスポット増し溶接をやったらどうだろうと
考えているところなのですが

●ドンガラボディ状態からのフルスポット増しをする場合と
●ドア、リアハッチ開口部及びストラット回りに施す部分溶接をする場合について

それぞれのメリット、デメリットを教えていただけますでしょうか?
あと、それぞれ金額的にはどのぐらいを見ておけばよいのでしょうか?
(高いのは覚悟しています)

色々なHPも調べてみたのですが、
特にボディの寿命に関しては『極端に短くなる』『長くなる』と
違った意見もあり、迷ってしまうところです。

よろしくお願いします。


【回答 or お礼】---------------------
★おーはら
おーはらです。

●ドンガラボディ状態からのフルスポット増しをする場合。
まず、スポット増しとは?絶対的な剛性UPというより、シャッキリ感orカッチリ感を
得る為と思っています。そこをふまえて・・・

まず、メリットから・・・
スポットの数を増やす事によりパネルの合わせ目のクリアランスが少なくなり
(火を加える事により、鉄が収縮する為)ボディ全体にシャッキリ感がでる。
その得られるシャッキリ感に対しての重量増が少ない。

デメリットは・・・
フルスポット増しについては、ボディの寿命が長くなる!というのは
間違いではあっても正解ではないと思います。
クルマは鉄のパーツで構成されたもので、鉄というのは、火を加えれば加えるほど錆が
出やすくなるもの!
ただし、ボディー全体の歪みを抑えるという点ではアリかなと思いますね。
もう一つ、万が一事故を起こしてしまった場合、その後完璧に修復できるかと言われると
かなり困難であることは確かです。
ただし、以上のようなことを承知の上で、フルスポットをしたい!と考え、
実際行った場合、ノーマルのボディでは味わえないシャッキリ感を得られるのも事実です!

●ドア、リアハッチ開口部及びストラット回りに施す部分溶接をする場合について。

この場合、デメリットはあまりないと思いますョ。まァ錆が出てないか定期的にチェック
するくらいでしょうか?
ボディの寿命といった意味でも大きく左右する事はないと思うし。
メリットもスゴ~クある!という訳じゃないけど、ファーストステップにはいいんじゃない
でしょうか?

金額的にはフルスポットのスポット増し作業で50万円くらいですね。
そこにドンガラにして元に戻す為の脱着工賃と塗装代はプラスになります。
これは状態にも寄りますが、ドノーマルからだと10万円くらいです。
ドア・ハッチ・前後ショックタワーで20万円くらいです。

もう一つ!剛性感を得る為だったらロールケージという選択肢もありますよ!
乗員保護と言った意味合いからも重要じゃないかな?
重量増?ひっくり返った時の安全を考慮に入れたら、まずはロールケージじゃないかな!?

フロントバー入りの(6点以上の)ロールケージに乗り慣れてると、ロールケージなしの
クルマでは怖くて踏めなかったりしますよ!いや、マジで!!


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★ひでっち
お忙しいなか、回答ありがとうございました~。

スポット増し=絶対的な剛性UPって、ずっと考えてました。
なんか、もやもやしてたものがすっきりしましたです。

ファーストステップ
部分溶接&ロールゲージの路線を導入すべく、お金貯めます!

また今度伺いますので、よろしくお願いします。


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